なぜ月曜日?
『Meatless Monday (肉なし月曜日)』キャンペーンは、もともと、米国の医学系最難関校である
ジョンズ・ホプキンズ大学公衆衛生大学院によって、環境と健康のために推進されました。
なぜ月曜日が選ばれたのかは、次のような理由からです。
月曜日は1週間の始まりで、週末の解放感をリセットする日でもあります。週の初めに取り入れられた習慣は、
週末まで持続しやすい傾向があることが、
複数の調査でも明らかになっています。つまり、
自分の健康と地球の環境を“チェンジ”するための最適な日が、月曜日なのです。
月曜日にお肉をやめようとう運動は、実は第一次世界大戦の時にもみられました。アメリカのFDAが、
食糧不足のヨーロッパの国々や、現地に残された兵士たちを救うために、アメリカの全家庭に、
せめて月曜日は肉をやめるよう呼びかけたのです。
この習慣は第二次世界大戦時にも行われました。そして今21世紀、今度は市民の健康と地球環境、
そして動物福祉のために、アメリカで3度目の『Meatless Monday(肉なし月曜日)』運動が起きているのです。
すでにイギリス、オランダ、ブラジル、フィンランド、台湾、そしてカナダがこの
『肉なし月曜日』キャンペーンを導入しています。
市民レベルでは西欧、北米はもちろん、南米、東欧、アジア、アフリカでも啓蒙運動が活発化してきています。
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