ベジーマンデーとは?
21世紀、地球の環境破壊は、とどまるところを知らずに進行しています。これを防ぐための最も簡単な方法として、週に一日は菜食にしょうという、「週一ベジー」運動が世界各地に広がっています。
2006年、国連は衝撃的レポート「Livestock's Long Shadow」を発表し、畜産の環境破壊に警鐘を鳴らしました。
これを受けて、2009年、ポール・マッカートニー氏がイギリスで「ミートフリーマンデー(肉なし月曜日)」キャンペーンを開始。
ほぼ同時期に、ドイツやベルギーでも、「ベジタリアン・サーズデー(菜食の木曜日)」を導入する都市が出現。 そして、すでに2003年から「ミートレスマンデー(肉なし月曜日)」を展開していたアメリカのジョンズホプキンズ大学が、これらの動きに合体する形で、「週一ベジー」国際運動に発展していきました。
【現時点での参加国】
北欧:スウェーデン、ノルウェー、フィンランド
西欧:ドイツ、ベルギー、オランダ、オーストリア、ルクセンブルグ、フランス、スイス、スペイン、イタリア
東欧:ギリシャ、クロアチア、スロベニア、モルドバ
中東/アフリカ:イラン、イスラエル、南アフリカ
北米:アメリカ、カナダ
中南米:ブラジル、ジャマイカ、パナマ
豪州:オーストラリア、ニュージーランド
アジア:台湾、ブータン、韓国、インドネシア、マレーシア、フィリピン、日本
日本では、東京大学、京都大学がベジタリアンメニューを導入したほか、筑波大学、北里大学、一ツ橋大学でもキャンペーンが開始されています。
週に一日菜食にすることは、誰にでも簡単にできることで、一人一人の食事の選択が、環境破壊を防止できるのです。
地球環境を守るためにも、さっそく今週から「ベジーマンデー=菜食の月曜日」を始めましょう!
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